2017-07-15
岐阜県瑞浪市にある、超深地層研究所を視察しました。
原子力発電から発生する、高レベル放射性廃棄物の最終処分のための研究などを行っているところです。
ここは調査研究だけで、ここに放射性廃棄物を保管するものではありません。
原子力発電の是非はともかく、すでに高レベル放射性廃棄物は存在しています。
これは日本の責任でもって処分しなければなりません。
そのためには極めて高度な科学的知見を要します。
将来に亘って、最も安全な方法に拠らなければなりません。
視察したここは、地下５００メートルと、ハルカスの倍近い高さ（深さ）の岩盤の中です。
ほとんどを工事用エレベータで降りるのですが、最後はビル８階分ほどの螺旋階段を下りていかなければなりません（もちろん、帰りは上がらないといけません）。
温度は２４度ですが、気圧は高く、湿度は１００％であり、つなぎの中がずっくずくになりました。
日々、大変な研究を行っていただいているみなさんに感謝です。
いい勉強をさせていただきました。
