2017.11.01
本日、大阪府警察殉職者慰霊祭に参列してきました。
慰霊祭は毎年開催され、今年で１２１回目にあたります。
殉職者之碑には、明治以来、その職務において尊い犠牲となられた２９２名の大阪府警察官の御霊が祀られており、碑の前に警察本部長以下の関係者,遺族の方々が集い、毎年、厳かで盛大な慰霊祭が執り行われています。
今年も、激務の末に不慮の死を遂げられた１名の若い警察官が合祀されました。
私も過去、警察委員長、府議会議長などの折りに参列してきましたが、会場の警察学校が交野市から、関空対岸の田尻町に新設移転してからは初めての参列です。
今年は警察常任委員として、御霊に感謝を捧げ、献花してきました。
殉職者之碑の後ろには記念館が設けられ、犠牲となられた警察官に係る資料が展示されています。
天六ガス爆発事故において現場指揮にあたっていて事故に巻き込まれ亡くなった方、三菱銀行北畠支店の人質殺傷事件で真っ先に現場に駆けつけ被弾絶命された方、暴走車を止めようとして轢死された方など、事件、事故、激務において尊い命を捧げられた警察官の遺影、遺品、血染めの制服、当時の新聞記事など、胸を締め付ける、頭の下がるものばかりです。
警察官は府民の生命財産を守るために、時には身をも挺する使命を負うものですが、しかしながら、警察官といえどもかけがえのない命を失うようなことはあってはなりません。
警察官であった弟を失った現職警察官の、兄としての、遺族代表としてのご挨拶に胸を打たれながら、すべての警察官のみなさんの無事を願いました。
