ヘドロの川を何とかきれいに、生き物が戻るようにと、浄化水を注入するなど手を尽くしてきました。
その結果、大きなコイや小魚の群が見られるようになり、アオサギ、シラサギ、カモ、カワセミまでが姿を見せてくれるまでになりました。
その魚たちが大量死し、今朝は鳥たちも一羽も見あたりません。

やや下流にて、シアンが検出されたとのことです。
シアンとは猛毒の化学物質、青酸です。
そのようなものは自然には発生しません。
どこかで、人為により紛れ込んだと思われます。
極めて危険な物質であって、過失であれ故意であれ、許されるものではありません。
大阪府大阪市には、手を尽くして原因を究明するよう要請しております。

川にゴミを捨てるような、ましてや有害、有毒なものを流すようなことは絶対にやめていただきたい。
目の前から無くなればいいということではありません。

生き物たちが死の苦しみにもだえています。

自然戻りつつ　2007.01.11