小泉新政権誕生
2001.4.29

劇的な自民党総裁選挙が終わり、小泉新政権が誕生しました。
現在（４月２８日）の支持率は８６ ％とすばらしい数字を示しています。
日本の政治の歴史に大きなエポックとして記録される今回の総裁選ですが、ここに至るまでの長い道のりを思えば感慨深いものがあります。

一昨年の大阪府知事選挙における地元の意向を無視した候補者選び、衆院選における３党による候補者の事前調整、小渕総裁亡き後の密室の総裁選び、いわゆる「加藤政局」における茶番、森首相の延命工作、総裁選挙における全党員による平等選挙の拒否、すべてに共通しているのは、政治の主役である国民の存在を忘れた、傲慢な中央の姿勢です。
こうした状況に国民がノーを突き付けるのは当然のことであり、内閣支持率が一ケタ台にまで低下しながら、中央にはそれが全く見えない悲惨が続き、悔し涙を噛み締める毎日でした。

このままでは国が、国民が、そして自民党が崩壊するとの危機感をもって、多くの人たちが抵抗を続けてきました。
なかでも、知事選における独自候補の擁立、衆院選での候補者調整への抵抗、地方独自財源確保のための税制改革案の提案、自由で平等な総裁選挙の実施を求める建議書提出、首相公選制を進める意見書決議など、常に中央と対立しながらも次々と手を打ってきた大阪府議会自民党議員団の存在は特筆に価するものと自負しております。

漸く、派閥支配の暗く重たい扉が開かれ、射しはじめた一条の光を眩しく、感慨深く見上げています。
新政権は国民の期待に応えることができるのか、いやどうしても応えてもらうために、決して後戻りしないために、我々は何を為すべきか、ともに考えながら、新政権を支えていこうではありませんか。

大阪府議会自民党議員団ホームページでは、皆さんからの応援や提案を受け付けています。
小泉丸が我々国民を乗せて輝く未来へ航海できるよう、あなたのご参加ご協力をお待ちしています。